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いつまでも忘れない、東日本大震災
宮城・福島県連の仲間と交流の夕べを終えて
震災支援担当常任理事 園 敏雄
宮城・福島の仲間9名を迎えた交流の夕べが11月22日、JR天満駅前の国労大阪会館にて大阪労山の会員が77名も集い、3階ホールがほぼ埋まるほどの盛況な中で行われました。
震災復旧支援担当として2013年3月11日以来、大阪から石巻へ6度のボランティアを派遣しました。その中で延べ100名近くの仲間が人手のいる復旧のお手伝いを、そして被災現場を見、聞き、伝えて来ましたが、何か、カンパをして、送り出して頂いた多くの会員の方々に本当に伝わっているのだろうか?という思いが心の中でウジウジしていました。宮城県連の岡さんから東日本大震災被災地の現状を伝える伝道師になって下さいと頼まれておりましたが、なかなか伝えきれていなかったと反省する中で、今年度は現地から話に来て頂こうと企画しました。
当日の参加者の内、1/4の方が現地に行ったことも見た事もないとの事、新たに現状を知った方が増え安堵した次第ですが、やはりやって良かったなと感じる所は、マスコミで知ること以上に、まだまだ復興の速度が遅く、福島では地元へ帰還する事すら出来ず、平穏な生活をする事を侵害され、それ以上に子どもから大人まで放射線の影響を心配し、又悲観して自死するなど悲惨な状況を知る機会となり大変良かったのではないかと思っています。
来年度からも支援を続ける良いキッカケとなりました。その方法についてはこれからじっくりと考え
皆さんに案内したいと思いますので 宜しくお願い致します。