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こどもの冒険学校

 

大阪労山が主催する「こどもの冒険学校」では、「仲間と一緒に大自然の中で、まきでご飯を作ったり、沢登りやキャンプで歌ったりゲームを楽しんだり、都会では普段味合う事が出来ない体験をする」事を目指します。短い12日の体験ですが、その中では、楽しかったことのみならず、怖かった、しんどかったことなど辛い体験もあるかもしれません。いろんな体験を積むことで、将来、子供が強く育ってくれることを望みます。

 

さて、今年で冒険学校も、復活3年目。なんと今年は20名以上の子供が参加者します。

各会におかれましては、呼びかけ等ご協力ありがとうございます。

1年目は4人、2年目は7人とこじんまりとしていたので、11人に気配りなどおこなうこともできたのですが、今年は昨年の3倍の人数です。参加者は中学3年から幼稚園までと年齢も広がり、そのため、体力、遊び方の嗜好もそれぞれ異なると思います。そしてお互いに子供たちは知らない者同士です。今年は、安全に対する取り組みはもちろん、新しいお友達と仲良くなれて楽しく遊ぶことが出来ているのかなど、気配り目配りが必要と感じています。

 

昨年の冒険学校の様子を報告します。場所は坊村・葛川のキャンプ場、天気はこれまでの灼熱地獄から打って変わり、あいにくの曇り時々雨、翌日曜日も雨が予想されていました。
 しかし、子供たちの普段の行いがよいのか、沢遊びからキャンプファイヤまで大きな雨には遭わず、スケジュールもすべてこなすことが出来ました。

昨年の新しい試みは、宝探しゲームを兼ねたスタンプラリー。キャンプ場の手前に茅葺の古い民家があり、その中には昔の生活道具が展示されていました。お米を作る脱穀機、絵本では知っていたブンブク茶釜の茶がまなど、知らないものをいっぱい探しました。そのあとは明王谷に向かい、沢遊び。岩からジャンプできる子、怖くてできない子もいました。その後キャンプ場に戻り、みんなでカレーライスを作って食べて、その後はキャンプファイヤー。昨年もハンカチ落としが一番盛り上がりました。

皆さんへの呼びかけです。

今年は、2014823日〜24日に「こどもの冒険学校」を開催します。来年もほぼ同じ時期、場所にて「冒険学校」を継続します。労山の会員の皆さんには、広報活動の継続サポートと、お手伝い頂けるスタッフの方には、登山のすばらしさを伝えていただきたいとお願いいたします。

 

蒸し暑い都会を離れ クーラーのいらない坊村でキャンプを楽しみ、大いに水と戯れよう。

                          冒険学校担当常任理事・アウトドアオールラウンダーズ 大見則親