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女性委員会とはな〜に!!
女性委員会ってな〜に?
山岳自然は、吹き降ろす風に男も女も選別せず、山の世界はそういう意味で男も女もない世界です。それなのに、なぜ女性委員会が必要なんだろう・・と思っているひとは多いのですが・・・
はるか昔、女性委員会は結婚しても子どもが出来ても山登りと謳い、生涯登山を目指していました。
女性のリーダーが育たなかったり、結婚と同時に趣味の世界が遠くなったりと多くの課題が横たわり、山の世界で活躍するのはむずかしかったのですが、近年中高年登山者の登場のなかで、経済力とともに一定の女性の自立などクリアできることも多くなりました。より高く、よりハードに登り、山を満喫できる時代がやってきました。労山の女性の会員は今や半数を超える状況となっています。
しかし一方で、中高年女性登山者の事故率が高い状況も生まれています。事故の無い健康で生き生きとした登山生活のために、女性委員会は万が一事故が起きたらと救急時の応急手当の研修から始まり、今は健康な体つくりで事故の無い山行きを目指し「山筋ゴーゴー体操」の普及に向けて取り組んでいます。
このことは中高年登山者のみならず、山ガールも山ボーイも必要な体力つくりにつなげてゆく活動であると思っています。
私が初めて女性委員会を知ったのは今から27年前です。当初女性委員会が何なのか?何の為に有るのか?何も分からず参加しましたが、結婚生活と育児の女性の負担は大きいが、それでもなお山に登り続けたいと言う思いが委員の中に有り、その思いの実現の為、冒険学校など数多くの行事をこなしてるんだなあと感じたものです。
今年も女性の為のハイキングセミナー・近畿ブロック搬出訓練での応急手当から始まり交流山行・山の料理教室等など行事も多く大変ですが、各委員が自分達も楽しみながら取り組んでいます。
事故を起こさせない体力つくりや自己管理の体力つくりを考え基礎体力・バランスなど幅広い知識を身につけることも大切だと思っており山筋体操普及に向けて11/30〜12/1に石田先生をお招きしてサポーター養成講座を実施するため只今準備中です。
最近は山ガールも増えて来ていますが山の事故や遭難を無くすため女性委員会として何が出来るのか?何をしなくてはいけないのか?を今後の活動を通じて展開していく必要性を感じています。
女性委員長・八尾山の会 笠井ふみ子
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連絡先 笠井 090−5462−5453