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「安全で楽しく感動する」山行をしています?

組織部・HCげんごろう 浜田光国

大阪労山の全体の2011年11月末の会員数は1496名(昨年より29名の減少)です。そのうち会員増は20の会、会員減少は28の会、増減なしは18の会でした。

会員増の会はホームページ、新聞での公開山行、連盟の登山学校やセミナーそして知人の紹介などによって入会していました。一方、退会は高齢化による体力低下や体調不良のためや、経済不況の中でのリストラや転勤によって山にいけなくなる等が理由になっていることが昨年のアタックプランのアンケートからわかりました。

現状維持の会運営では高齢化やリストラにより会が衰退することは目に見えており、会発足時の熱き思いであった「安全で楽しく感動する」山行や運営をするためには会の組織拡大や活性化が必要であると私は考えます。

1.ホームページやブログによる組織拡大

例会山行をHP等で公開している会は一般参加者の参加申込みが多くあります。例えば、HCげんごろうでは5月の公開山行に一般参加者がホームページ8名、友人2名 合計10名の申込みがありました。(会員は10名参加) 30名の小さな会ですが、一般参加者と一緒に春の花を観察したり、食事をしたりして楽しい山行が出来ました。(公開山行では一般参加者が参加される関係から緊張感を持って充実した例会山行を企画することが出来ます)

 

2.組織拡大の取り組みは入会関係書類の整備からスタート

昨年の組織担当者会議で泉州労山、きたろうHC、豊中労山に組織拡大の内容を報告してもらいましたが、組織拡大に成功している三つの会に共通しているのは入会希望者に安心感を与える窓口の整備(書類、会員拡大の意志統一)が出来ていました。(組織拡大の話し合いは充実した会合に繋がる)

HPから一般募集をし、HPの整備(更新)がされている。

・入会案内の書類(入会申込み書、会紹介、山行計画案内、計画書)の整備

・新入会員のフォローアップに力をいれている。(入会者への面談説明、懇親会等)

 

3.老若男女の交流による会の活性化

日本社会が高齢化の中ですが、大阪労山は若い男女が結構います。若い人のエネルギーと経験ある方々との交流による会の活性化を考え9月に「クラブ交流山行」を企画しています。是非参加してもらってエネルギーを分かち合って下さい。

セミナーの卒業生で結成された会はセミナー関連で交流山行を行っています。

今、会運営や山行で停滞している会は大いに他の会と交流してもらって活性化を図って下さい。