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今年は例年になく忙しい自然保護委員会です
全国的行事が大阪で開催されるのは初めてでしょうか?
11月17日、18日に開催の高槻・全国自然保護集会・成功に向けて今、場所確保など準備を進めています。
その集会で大阪の大報告をしようとは思っていませんが、大阪労山の自然保護活動の特徴である全員参加型運動“クリーンハイク、NO2測定、らいちょう目撃情報など”をさらに押し進めるため当面の課題について説明させていただきます。
@ NO2測定運動 5月17日〜18日
大峰の立枯れの原因は、ひょっとして京阪神で発生するNO2ではないの?と言うことで2000年より実施していますが、今年は11回目です。2003年の測定では、風向きが奈良方面の場合、大阪市内と生駒山頂のNO2濃度はあまり変わらないことがわかりました。2006年の測定は、大阪の大気汚染を把握するための「ソラダス運動」に合わせ、大阪労山の測定運動を広く知らせました。今回、再び「ソラダス運動」と同時の測定です。去年の実行委員会では、大峰の立枯れをプロジェクターの映像で紹介し大阪労山の運動を宣伝しました。「汚れているのは大阪だけではない。自然はもっとひどい目に合っている」と。
A 全国一斉クリーンハイク 6月3日
1973年に滋賀労山が清掃登山として開始し、その後全国に広がり、途中からクリーンハイクと名前は変わりました。
先月、大阪府をはじめ府下17自治体に協力要請文書を発送しました。文書には以下4項目の実施を表明しています。
+ 登山道を中心に空き缶などゴミの回収
+ 一般登山者、ハイカーにゴミ持ち帰りの呼びかけ
+ 産業廃棄物等の不法投棄の調査
+ 自然環境の現状と問題点の調査
B 自然保護憲章の具体化として9項目の行動提起
“登山しながら自然保護”と言うことで全員参加型の活動です。多くの会員のみなさんに参加していただくことに意義があります。
楽しく頑張りましょう。
自然保護委員長・泉州労山 沢村秋則