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白峰山の会の西井です。
今年度から常任理事のような大役を何故かやらせていただく事になったのですが、諸事情あって今のところは中々参加出来ておらず、申し訳ありません。
ご存知ない方も多いかと思いますので簡単に自己紹介を致します。
大阪労山との関わりは、2005年2月に山の会TENSIONさんの公開山行に参加させていただいたのが最初で、そこから組織部主催のハイキングセミナーを経て、白峰山の会に入会し、その後、2008年初級冬山登山学校、続けて2009年中級登山学校と受講し、たくさんの方にお世話になりました。
元々クライミングはあまり好きではなく、中級は「私には縁のないところ」などと思っていましたが「初級冬山の同期が行くから一緒に」という安易な動議で、中級へ行く事にしました。
中級ではアルパインクライミング(登攀力だけではない総合的な登山)を教わる場でしたが、生徒の時は練習をあまりしなかった(室内壁も嫌いでした)せいか、登攀力は皆無のままでした。しかし中級修了後、ある出来事がきっかけとなって、それから室内壁に通うようになり、2〜3ヶ月の間で室内壁ではそこそこ登れるようになりました。外岩での経験は不足していましたが、その後の今年度の中級スタッフでは、生徒の時よりも余裕を持って登れるようになり、室内壁の効果(フリーでの登攀力アップ)を実感しました。
室内壁の面白さはパズルのようにムーブを繰り出してクリアしていくところだと思います。たくさんの課題をする事によって自分の中の「ムーブの引き出し」が増えていくような気がします。
このようにクライミングの楽しさに気付かせてくれる機会となった中級登山学校には感謝しています。
中級スタッフも終了した今、この先自分がどういう登山をしたいか、実はまだよく分かっていません。ただ、何(アルパイン、沢登り、バリエーションなどに限らず、低山ハイクでも危険なところはたくさんある)をするにせよ「フリーの登攀力は高ければ高いほど良い(キャパに余裕がある状態)」という話を聞いて「なるほど!」と思いました。常に余裕がある事が安全登山に繋がるのでは、と思います。
フリークライミングも今はまだ志し半ばですので、これからもっと限界点を上げていくべく練習を続けていきたいと思っております。もし、室内壁やゲレンデで見掛けましたら、よろしくお願いします(^^)
事務局・白峰山の会 西井
晃治