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仲間を増やそう

           きたろうHC・アタックプラン推進委員 内海美代子     

 

今年の女性の為のハイキングセミナーも、無事おまけ山行をもって終了しました。今年は副題として「山ガールのあなたも」と付けてのお誘い。参加者は皆一緒に歩く仲間が欲しい、もっと山に行きたい、その為にいろいろ学びたいと話すセミナー生の山に対する思いを感じました。

かつて私の身近でも、岩登りをやりたいけどどうやってどこに申し込めばいいのか判らないとか、冬でもハイキングが出来るの?山の道にはトイレは常置してあるの?っと、突拍子もない質問をする人もいました。そんな会話が出来る人と、まずは六甲山に出かけようと誘います。ロックガーデンの岩のちょっとしたスリルに「なんじゃ、これは!!」と驚く。風吹岩の風を楽しみ、そしてそこからさらに深部へと歩く。道中に交わすあいさつが不思議という人も。七曲にさしかかると急登ではないのになぜか足が進まない不思議さ。そうこうして茶店に到着。安堵感もつかの間、さらに最高峰はもう少し上にあるとうながす私。この辺でだまされたと思うらしい。だまされたついでにやけくそで、最後の力を発揮して最高峰に立った時は、予期せぬ展望に「ウワー、すごい!」とみな誇らしい顔になっている。あきらめないで頑張った事が素敵なのだ。

心地よい風の中で食べるお弁当は小学生だった頃の遠足を思い出すらしい。帰りはせっかく登ったのだから山を楽しみながらゆっくり歩いて帰りたいと。道中登って来る人に「こんにちは」と声をかける自分に驚くそうだ。登って来る時に声をかけてもらったのは励ましてくれていたんだねと。明日の筋肉痛を覚悟しても今日、一日とても充実した日を過ごしたとみなそう言う。

アタックプランは減少し続ける労山の会員を、3年間で減少した会員分取り戻そうというのが原点です。みなさんの努力で、昨年は一昨年の減少分をかろうじてクリアしました。今年の中間集計は昨年ほど増えていません。

久しぶりに各会と大阪労山が一つになって目標を立てたこの素晴らしい計画に、こぞってチャレンジしようではありませんか?

まずは身近なお友達や会社の仲間に声かけなどいかがでしょう。私も久しぶりに元会社のメンバーに声をかけて見たくなりました。アタックプランで作成した三ツ折りのパンフレット『山は友達』の労山入会・加盟の案内書を持って。