丹波屋つうしん

-機関誌部より


 


大気の状態が不安定といわれていたけれど、日中は晴れ間がでました。

今日まで、体温を超えるような気温の高い日は、昨年に比べて格段に少なかったけれど、今年はまた違う形で、とても厳しい夏になっています。

台風が久々に近畿地方に上陸という以外にも、全国各地で大雨の被害が報告されています。今月半ばには横たわった低気圧に遮られ、思いのほか長く日本列島から抜けなかった台風。同じような箇所に次々とかかる雨雲が、その地方に年間降水量に近い雨を一気に降らせてしまったという事もありました。週末になると雨マークが並び、降る時はバケツの水をひっくり返したような荒っぽい降り方といった状況が繰り返されています。

今号には夏山入山状況をまとめて掲載しましたが、影響を受けたパーティーも多かったのではと推察します。遭難の報道も流れていましたが、皆さんの山行はいかがだったでしょうか。山行時のヒヤリハットや、残念ながらケガなどにつながった場合には、必ず山行後に振り返って、原因や対策を共有しておくようにしておきたいと思います。連盟でも事故対策会議を行っていますが、一人ひとりが行動を見直し認識を新たにしたり、経験値を増やしたりしておくことはとても大事。 安全な山行のためには、体力・技術の向上は勿論ですが、あらいる方面についての地道な情報収集、蓄積も欠かせない要素です。楽しく山行を続けるために、事前準備と共に どうぞ事後のまとめも忘れずに!

次月締切りは98()です。

昨日の日曜日、所用で出かけていました。クルマだったのですが、ちょうど帰る頃に、バケツをひっくり返したような雨に遭遇。道路脇の土手からは、土の混じった泥水がざぁざぁ流れているし、側溝はボコボコと逆流しているし、道路上でも数センチの水・・・どうなってるんだろ、と思いながらと自宅に戻るも、すぐに外に出られず。少しの間待機して、家に入って数分後に携帯の警報音。さっき通っていた辺りに緊急の警報が発令されていました。

夜半にも警報音が響き、何事かとみれば、住んでいる市でもマンションの地下に水が入り、山側の地区や市役所周辺に非難勧告。自分には遠いと思っていた事が、そんなことは勝手な思い込みにすぎないと再認識させられた半日でした。何事にも、心積もりはしておかねば。

いざ、という時に慌てない・・・機関誌部の皆さんの肝のすわり方は、筋金入りとお見受けします。普段から冷静な分析と、統率力。何を食べたらあんな風になれるのか。丹波屋の冷たいビールもその一つ(?)とお相伴しているものの、皆さんのようになるためには、まだまだ経験値が少なすぎのよう。目指す頂はまだまだ遠い! これからもめげずにいきます。 来月も宜しく、乾杯 !


 今月も各会より会報を送っていただきました。

安治川山の会ニュース(安治川山の会)、きたろうニュース(きたろうHC)、やまなかま(泉州労

)、にしよど(西淀労山)、京都労山、兵庫労山、滋賀県連ニュース、労山おかやま、福岡県連                                   

通信、噴煙(鹿児島労山)HCかざぐるま、山と友の会          有難うございました。

編集・発行 : 入澤、大西清、大西、笠井、園、服部、高橋、中井

* 先月の発行は、大阪志峰会 中尾氏にお手伝いいただきました。