丹波屋つうしん

-機関誌部より-


 


  今朝から時々パラパラと雨。まだ薄着で過ごせて助かりますが、この雨の後はグッと冷え込むとか。例年に比べて本当に厳しかった今夏。人との挨拶は、まず異常ともいえる暑さについての泣き言から・・・というのが最近のパターンです。

 暑さの所為か木の実があまり実らず、食べ物を求めてクマが頻繁に人里に姿を現わすという報道。突然庭先や家の中にクマがいたら・・・考えただけでもコワイ。勿論原因は気候ばかりでなく、山や森といった本来の棲みかがなくなってきているというような事もあるのでしょうが。

 鹿による植生への被害のニュースも再々聞こえてきます。大阪労山の中でも、ポンポン山の被害について伝えられていますね。そうそう、鹿の増加で、今までほとんどいなかった筈の山域でヒル・・・という話も近年よく耳にします。

 かつての生態系のバランスが確実に崩れていることを、残念ながら身近なところで実感できるようになってしまっているという事です。そして、元に戻すことはかなり難しいという事も容易に想像できます。健康のため、癒しを求めてと、自然の様々な資源を長い間利用してきたものとして、出来るとすれば何? 些細な事であっても、素通りせずに考えてみる時期ではあると思います。

 来月の締切は118() です。

 

久し振りのハイキングルート。今話題の山ガールではありませんが、ボランティアでしょうか、年配の方々を間に挟んで進む若者達。足の不調を訴えるメンバーさんに、症状を聞いてしっかりと予防のテーピングをする青年。(勉強しているな・・・。) 的確な対処、指示。横で見ていても、なかなか頼もしかったです。いざという時に慌てないように、技術も装備も時々見直さなくては・・・ね! 年々物覚えが悪くなり、物忘れは進み、ともすると事故やケガは自分とは無縁のものだと、何の根拠もなくそう思ってしまいがちなわが身を反省した次第。弁当と事故は自分持ち。よく言われますが、最低限の備えは、各自いつも忘れず携帯しましょう。

薄の穂が風にゆれ、アケビは弾け、柿がたわわに実った山道。日差しはきつく、登りでは汗が吹き出す暑さでしたが、秋をたっぷり感じた一日でした。

作業の後、機関誌部一同で、秋を感じる味覚たっぷりの丹波屋に席を移し、冷たいビールと一緒に堪能致します。何があるかは行ってのお楽しみ!

皆さん、今日もお疲れ様でした。乾杯!


今月も各会より会報を送っていただきました。

やまなかま(泉州労山)、奈良県連ニュース、都連盟ニュース、埼玉県連ニュース、労山おかやま、HCかざぐるま、山と友の会、大阪府山岳連盟 山岳おおさか

      有難うございました。

編集・発行 : 入澤、大西清、大西、園、西村、服部、大久保、高橋、中井