自然保護担当者会議の報告 11月30日〜12月1日
+東京モーターショー トヨタ・水素電池車見物
CO2を全く出さない水素電池車は地球温暖化対策として最も有力視されている。但し、今回トヨタが2015年に発売とのことで展示したのは水素ボンベを携帯したもの、10年後にはガソリン⇒水素⇒発電⇒モーター車の先駆けを目論むが、いかに。
+丹沢しか管理の報告 しかとの共生を実践、すばらしい
日本獣医生命科学大学 羽山伸一教授の講演
神奈川県ではダムが凄いスピードで埋まりたいへん。原因は、しかの生息場所が里山から高所に移ったため、高所の草木が激減、やがて人工林の劣化が起き、山崩れが多発、ダムが埋まる、とのこと。
そこで森の管理としか駆除を同時に行う。保護区はブナ林、里山は人工林とする。里山の雑木を手入れし見通しよくする。これでしかが民家に近づけなくする。その上でフェンスを100キロ、電気線を23キロなどしかを隔離、なおかつ、しかの駆除を行う、とのこと。効果測定は写真判定、これなら登山者は登山しながら協力できる。
+大阪労山の報告 自然保護憲章の実践・目撃情報活動をアピール
会議初日の講演後の各県連の報告として行いました。
憲章は特別な自然保護活動を求めてはいない。「登山しながらの活動でよし」と理解し目撃情報とか下山時にクリーンハイク「ひとつでよし」などを地味ですが一生懸命やってます、と胸を張って報告しました。
文責:沢村 秋則
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ライチョウおよび鳥獣目撃情報
目撃日時、場所、天候と動物の様子をメール下さい。写真があれば最高です。
ただし、標高500m以上での目撃に限ります。
沢村:sawadesu@koala.odn.ne.jp までお願いします。
11月11日現在:らいちょう 24件 鳥獣 19件 昆虫 4件
らいちょうは越冬期ですので少し下山します。この時期の情報は大賞ものです。
自然保護委員会は毎月、第2木曜日に開催
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