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6月14日 自然保護委員会・報告

  諸報告

  全国登山者自然保護集会 11/1718に決定 

     会議場所は高槻市民会館 4階集会室が取れました

  クリーンハイクのフォロー  6月3日

   各山域の集約実施中、至急報告書の提出をお願いします

      集約を完了次第、大阪府など府下自治体に報告書を郵送の予定

   不法投棄ごみの報告は、自治体を訪問あるいは電話、ホームページに投稿などで!!

  NO2測定運動の準備  5月17日〜18日    

   山岳33座で実施しました。ご協力ありがとうございました。

  らいちょう観察会の報告

とき:5月26日〜27日  ところ:立山、雷鳥荘および雷鳥沢周辺

主催:愛知労山 自然保護委員会  参加者:総勢・22名  大阪労山・沢村が参加

  講師:肴倉孝明博士 (山岳環境研究所)

5月末の雪の大谷積雪は14mでした。5月連休時は17m。過去最高は24m。雪の断面には降雪模様が断層のようにくっきりあり、放射線測定により11/25,12/25と特定されていた。

らいちょうの生存率は0.7と低く、平均寿命が3.8歳なので夫婦で2.7羽生育に成功とのことで辛うじて維持できている。平均6個卵を産むが卵の時期におこじょに襲われ半減し、その後冷たい雨で凍死が多い。生後2か月の無事生き延びればOKとのこと。

冬季は標高2000m弱で越冬し、3月中になわばりを確定し、5月中旬より交尾し2週間前後で卵を産む。2〜3日で1個のペース。おもしろいのは全部産んでから暖める。理由は一斉にふ化させないと子守できない。そして、6月末にはなわばり解消。

足は太く、アイゼンがしっかりしているので足跡は大きい。雪の上に糞が20個ほどあったが、吹雪の時、雪中で2時間ほどいた証拠とのこと。  

 

  自然保護委員会は、基本的に第2木曜日を委員会とします。  

次回    7/12