2011年5月
<4月14日 自然保護委員会の報告など>
★ 4月9日 近畿ブロック自然保護委員会の報告
11月の交流ハイクは、関西のマッターホルンとして有名な高見山で準備開始
★ クリーンハイクの準備について
@後援名義使用許可について
大阪府、豊能町、能勢町、河内長野市より名義使用許可が出ました。今後の許可はOWAFで連絡します。また、可能であれば山域担当労山で自治体に後援名義使用許可の要請などを行ってください。
A大宣伝開始の準備を!!
なお、ポスターの後援名義の記載は許可が出てからにしてください。
ポスターは、クリーンハイク集合場所近辺とか市民会館、図書館、公民館などが有効です。
会のホームページアドレスとか連絡先を記載し入会を呼びかけてください。
全国連盟より電子版ポスターが去年同様に送られてきましたので希望があれば、澤村まで連絡ください。アドレス等は下記、ライチョウ欄をご覧ください。
また、岸和田市が久しぶりに市広報に掲載してくれます。
Bすべての会がクリーンハイクに参加を!!
今年はすべての会がクリーンハイクに参加することを目標にしています。
★ 本山寺森林保全協議会の報告会(3月26日)
昨年秋実施の樹木調査結果があり、落葉広葉樹とツガの減少、常緑広葉樹の増加などを確認した。リョウブなどはシカの菜食が激しい。アカガシになら枯れが発生したよう。などの報告があった。
★ ライチョウ目撃情報 および 山の野生鳥獣目撃レポート活動 に参加を!!
ライチョウ以外に標高500m以上での、くま、しか、かもしか、さるなどの目撃情報をお寄ください。労山以外の日山協など6団体で行っています。
写真付きは大歓迎です。沢村に報告願います。
Fax:072-264-6138 または sawadesu@koala.odn.ne.jp
★ 自然保護委員会は、基本的に第2木曜日を委員会とします。
次回、 5/12(木) 6/9(木)
私は泉州勤労者山岳会の事務局長をしています。山岳会なので高い山に登ることはよくあり、高山植物や雷鳥、カモシカ、熊などを見かけたり足跡、糞を見つけたりすることがよくあります。しかし昔私がよく遊んだ里山については、認識が足りなかったことを観察会を通して痛感しました。
リスが周りにいて松の実を食べるために、松ボックリをあんなに上手に剥いてしまうこと。クマゼミの親は10日くらいの成虫の間に、枯れ木に尻の産卵管を差し込み卵を残し、その子供は翌年の梅雨の時期に孵化し幼虫は雨の中を土へもぐりこむことなど、「へー、そうなんだ」と新しい知識が増え、生きているもの全てが身近になりました。帰化植物の西洋たんぽぽにしても、在来種の関西たんぽぽを駆逐して繁茂するかと思うと、淘汰されまた在来種が復活してくることなど、よく観察しないと見えないドラマだと思いました。
質問しそこないましたが、私たちが子供のころ(昭和30年代)にはセミといえばほとんどが、ニイニイゼミとアブラゼミで、夏休みが終わるころツクツクボウシが鳴きだし、その声を聴くとなんだか淋しくなったのを思い出します。ヒグラシやクマゼミなどは簡単には捕まえることはできませんでした。何故最近はクマゼミが急に増えてしまったのでしょうか。ニイニイゼミなどは見つけることも難しくなったように感じます。地球温暖化などと関係があるのでしょうか?
オオバコについて最近気になっていることがあります。どうもオオバコは人に踏まれるところによく生えているように感じます。そして種は人の靴に貼り付いて勢力を広げているのか、昔上高地には無かったのに最近は横尾のつり橋を渡り屏風岩の近くまで、進出しています。生えているのは登山道に限られていますが、どの標高まで登るのか気になります。また高山植物と共生できるのかが心配です。
定点観測は「継続が力」です。しかし大変な労力が必要です。しかし楽しく実践されている皆様には敬服いたしました。
泉州勤労者山岳会 日高 博