第117回 岩搬出訓練の結果報告
天候にも恵まれ秋晴れというよりも夏のような強い日差しの中、第117回岩搬出訓練が無事終了しました。今回は新しい試みとして救助隊からのデモンストレーションを冒頭に行いました。参加者の皆さんの反応も良かったようでした。
≪実施日時≫ 平成26年9月26日 7:30〜15:30
≪実施場所≫ 百丈櫓および百丈岩
■参加者数
1)内容別参加者数
一般参加 |
中級登山学校 |
統合初級 |
運営委員 |
計 |
7 |
15 |
4 |
13 |
39 |
2)会別参加者数
会名 |
参加者数 |
会名 |
参加者数 |
会名 |
参加者数 |
このはな |
10 |
テルル |
1 |
東稜会 |
1 |
豊中労山 |
9 |
テンション |
1 |
AIMA |
1 |
OWCC |
3 |
福島労山 |
1 |
大阪中郵 |
1 |
ピトンの会 |
3 |
奈良労山 |
1 |
白峰 |
1 |
大阪ぽっぽ会 |
2 |
ふれんず |
1 |
こもれび |
1 |
泉州 |
1 |
HC.JUKE |
1 |
計 |
39 |
順不同
■講習内容
救助隊がデモンストレーションを行ったあと、2班に分かれて百丈櫓での講習と百丈岩西尾根正面での講習を交代に行った。
◎救助隊デモンストレーション: 確保器をつかったセカンドビレイからの引き下げの
注意事項とロープの反転現象。それと懸垂下降中に起こりうる事故と対策。
◎百丈櫓での講習:セルフレスキュー。セカンドのビレイ中からの引き上げ。
◎西尾根正面での講習:組織レスキュー
・負傷者を背負いで担ぎ、1/3システムでの引上げ。
■感想
<講師>
(葛川)今年の取り組みで、1時間技術デモンストレーションを行った。
確実な技術を反復練習で身につけてほしい。参加される方は、内容に希望があれば事前に伝えてください、検討します。
(河野)112Kgの引き上げは、1/3システムではできないことを理解してもらえたと思う。
新しい知識を吸収してもらえたらと思う。
(川田)参加することが大切。また、参加してください。
<受講者>
(管)新しい道具、勉強になった。ビデオにとったので、復習します。
(松本ま)イメージと実際は違うので、復習します。
(佐藤誠)妻と一緒に復習します。
(佐藤め)しっかり覚えていきたい。
(寺道)1/3は難しいのがよく分かった。
(安藤)ガルーダの解除、勉強になりました。支点の強度を確認して利用する必要がある
こと、セルフビレイをしっかりとることに留意したい。
(松本好)救助隊のイベントに参加ください。
(井原)忘れていることを反省する機会となった。
(田中)もりだくさんの内容で会に戻り、先輩にも指導してもらおうと思いました。
(清水)記憶は衰えるもの。細部を理解しないといけない。自分でも復習したい。
(碓井)違う形の搬出、勉強になった。
(日高)回数を重ねると理解が深まる。また、参加したい。
(舛井)新しい技術、勉強になりました。
(松田)装備充実で楽しくトレーニングできた。
(中川)懸垂技術の討論会をしてもよいのではないか。ノウハウある人の知識を集めて討論する場を考えてみたい
(磯村)一つ二つ得意技を持てたら良い。けが人役を6やりました。これは、得意技には
したくないです。
(村中)やらないとスムーズにできない。何度も、参加してほしい
(小前)機会をとらえて、しっかり繰り返し、やっていきたい。
(平林)もっと参加していただけるようPRを考えていきたい。皆さんもPRして下さい。
(塚田)頭の理解、実際にできるか。人に説明することで知識がしっかりしてくる
(野崎)引きおろしは大切な技術。また、参加しましょう。
(吉野)参加することが大事。予習もしておけばよかった。
(瀬畠)背負いの指導をさせてもらったが、道具は条件によって変えて対応してほしい。
応用が重要です。
(小山内)自分のビレイ器の機能を知ることができた。
(岡部)繰り返してレベルアップしていきたい。
(井原) 救助の方法など頭で理解しても実際にできるかわからないので、次回も参加したい。
(碓井) 春にも搬出訓練があったが、前回と違うことが学べたのでよかった。
(田中) 搬出訓練でやったことを、一つ一つ身につけていきたい。
(山下) 道具の弱点なども教えてもらい、勉強になった。
(平野) 前にやった同じシステムでも、動作があやふやな所があり、正確に覚えていきたい。
(小西) 使ったことのないデバイスを使うことができたので、勉強になった。今日やった
ことをしっかり復習していきたい。
(飯島) コーチがされていることと、自分がやっていることが違うことがあるので、状況を判断しながらやれるようにしたい。
(畠中) 1/3や1/5システム、ルベルソの解除などを行い、実際にやってみると力のかけ方などコツがいることが勉強になった。背負い搬出も人数がいれば、簡単にできるということがわかった。事故があった際に、しっかりと断できるようにしたい。
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