救急法講習会に参加して
教育遭対部・ELF 砺波 亨
7月2日3日悳先生の救急法講習会が行われました。参加者は全体で60名ほどで、大阪労山からは21名の参加がありました。
講習会は実技中心で説明があった後、椅子を会場の端に寄せて真ん中で最初に先生が応急処置を行い、その後4〜5名のグループに分かれて実際に行ないました。
心肺蘇生法については2010年よりガイドラインが変更され、心肺停止が疑われる場合は旧ガイドラインではまず人工呼吸でしたが、2010年版では直ちに心臓マッサージを行い、人工呼吸はできない場合はしなくてもよい、心臓マッサージを早く行うことが重要であると考えられ変更されたと説明がありました。
身体の各部位についての応急処置について説明が行われ、腕の骨折を例にとれば、前腕部を骨折した場合、上腕部を骨折した場合手首を骨折した場合の副木の当て方を教えていただきました。
前腕部や下腿部のような2本の骨があるところはサムスプリントなどで挟むようにし、保護するなど身体の部位ごとの特徴に合わせた処置を教えていただきとても有意義な講習だったと思います。
最後は総合演習で要救護役がそれぞれ負傷した役になり、4つのグループに分かれ、救助の要請や応急処置を行いました。今回私は要救護役で山スキーで下腿部と骨折したという設定で処置をしていただきました。
昨年に続いて今年も20名以上の参加がありましたが、今回の講習は白峰山の会6名、OWCC4名と参加者が偏っていた面もありました。
この講習は来年以降も行われる予定ですのでより多くの会の参加をお願いします。
◆救急法講習会参加者
白峰山の会 6名
OWCC 4名
H.C.ハイジ 2名
げんごろう 2名
きたろうH.C 2名
Teruru 1名
AIMA 1名
H.C.ELF 1名
YMCC 1名
ピトンの会 1名