救助隊からのお知らせ
山行中に登山者がケガをしたり体調不良で動けなくなったりすると、携帯電話で救助を求めたり、残して救助を求めて下山したニュースを聞く事があります。やはり私たちは組織された登山者として、搬出訓練などに参加して、けが人や歩けなくなった人が出た時、より早く安全に搬出する技術を身に付け、さらに仲間にも広めていかなくてはなりません。技術は年々進歩しています、毎年参加して確実なものにしてください。山行でリーダーをされる方はハイキングや岩登りにかかわらず、いざと言う時にあわてず、慎重に対処できる様になる為、多くの方が参加して下さい。
(今年は京都府連盟と滋賀県連盟が主管で下記の要綱で行います。)
■ 日 時 2011年4月3日(日曜日)
岩・尾根・セルフレスキューコース 受付7時30分より16時終了
ハイキングコース 受付9時より16時終了
■ 場 所 比良山岳センター周辺
http://www.shiga.org/docs/sangaku2.htm
地図 http://www.mapfan.com/m.cgi?MAP=E135.57.57.1N35.15.17.2&ZM=9
■ 講習コース(予定)
ハイキングコース
岩場コース
尾根コース
セルフレスキュー(岩 と 沢を予定)
ハイキングコース
・ 開 始 9時30分より
・ 集 合 比良山岳センター前
・ 会 場 比良山岳センター周辺
・ 持ち物 一般日帰り装備一式
・ 内 容 応急処置、登山道での搬出方法など
・ 対象者 ハイキングのリーダーをされる方は是非とも参加してください。
※
訓練中の事故等に対しては自己責任で安全確保をお願いします。
尾根コース・岩場コース・セルフレスキューコース
・ 開 始 8時より
・ 集 合 比良山岳センター前
・ 会 場 尾根コース 登山道
岩場コース、セルレスキューコース 獅子岩、山岳センター人工壁
・ 持ち物 一般日帰り装備、登攀個人装備(ハーネス、ヘルメット、確保器、
環付ビナ、ビナ、シュリング、他)
・ 内 容 尾根コース 応急処置、尾根や登山道での搬出
岩場コース、セルフレスキューコース、 応急処置、岩場での搬出、
その他、検討中
・ 対象者
岩や沢登りのリーダーをされる方、岩や沢登りの経験が有りリーダーを目指す搬出の初心者の方。
岩、尾根初級者クラス(搬出技術の参加初心者)
岩、尾根経験者クラス(搬出技術の参加経験者)
セルフレスキュー(岩や沢登りの経験が有る方。定員は検討中)
※
訓練中の事故等に対して自己責任にて安全確保お願いします。岩・尾根コースについてはヘルメットの無い方は参加できませんのでお忘れなく。
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雨天決行
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前日は比良山岳センター周辺のげんき村の指定されたキャンプ場でテント泊(有料)出来ます。
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連絡先
大阪の方は、救助隊事務局まで
Email
rescue@osakarosan.mi.to
電話&FAX 06-6953-2802 (留守電にご登録ください。)
京都府勤労者山岳連盟TEL/FAX 075-312-8059
Eメールkyoto-waf40@dab.hi-ho.ne.jp
滋賀県勤労者山岳連盟
第103回冬山での搬出訓練の報告
昨年来の状況に反し、今年は雪に恵まれた訓練となりましたが、参加者の協力で、無事訓練を終えることができました。ありがとうございました。
参加された方のご意見、感想を救助隊事務局まで寄せてもらえればと思っております。
去年とは違い、今年は積雪が多いため、堂満3ルンゼ上部に金糞峠より回り込み、上部より怪我人をシート梱包した後、搬送、引き揚げ、引きおろし等を練習し青ガレまで搬出訓練を実施しました。
初級登山学校班を救助隊川田さんをリーダーとして、一般班では、OWCCの青木さんをリーダーとして実施しました。
参加者は、スタッフ含め、32名でした。
ぽっぽ会、豊中労山、YMCC、ピトン山の会、つり橋、OWCC、モントレー、中郵、福島労山、くまごろう、此花、COWAC,泉州労山、AIMAクラブ、
労山以外では、岳友会の方1名が参加されました。