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  12年 2月・平和と登山委員会  連絡先・佐々木 072−762−7768
 

 

 

 

 

 

 

 


大阪登山者9条の会・戦跡ハイキングNの報告

八尾の戦跡を訪ねました

と き: 12月17日(土)

ルート: 恩智神社・忠魂碑・恩智城祉・

ガイド: 木村薫さん(元教師)

参加者: 9人

 

 いろいろ資料をそろえて木村さんが待っていてくれました。

 学童疎開に使われてお寺や集会所、恩智神社や恩智城跡、戦争の爪あとや戦争賛美に使われた忠魂碑や記念碑を訪ね歩きました。

 乾小路集会所は現在も使われていた。

 その後に行った掩体(えんたい)(ごう)には一同ビックリ、畑の中に作られた飛行機の格納庫、半分埋まっていましたがイメージは残っています。

 解説によると戦争末期、八尾飛行場(大正飛行場)の飛行機を分散格納するために作られた格納庫、但し地元の人の話ではすでに飛行機が無くなっていたためか格納されている飛行機はあまり見かけなかったとか、戦後数箇所あった掩体壕は取り壊され現存しているのは八尾・垣内のみで貴重な戦争遺跡である。

 今回頂いた資料には、「八尾平和のための戦争展実行委員会」が作成したイラストマップ(1989年10月)とパンフレット「私達の街にも戦争があった」(1993年8月、50ページ)があり、木村さん自ら創作した紙芝居もみせてもらった。

 すでに20年が経過しているが今なお熱心に語り継ぐ熱意に感心もし、見習わなければの思いを強くした1日でした。

 平和を愛する登山者の皆さん、次回はご一緒しましょうね!

 

 

参加者の感想

    何回かハイキングで近くを通りましたが今回のコースは初めてでした。詳しく説明を聞いて新しい発見がありました、特に印象に残ったのは掩体(えんたい)(ごう)でした。紙芝居もあり楽しい半日でした。(八尾・笠井)

    八尾に住んで50年、初めて知った戦争の傷跡、若い人たちに伝える大切さも感じました。「二度と戦争しない、させない」を合言葉に子や孫に伝えたい。忙しい中、時間をとって頂いた木村先生ありがとうございます。(八尾・本田)

    香芝市から参加しました。8月にドンヅルボーの戦跡を見学、今回は八尾の戦跡と今年は有意義な1年でした。これからも色々な行事に参加したい。(新家)

    案内ありがとうございます。市内に残る戦跡は文化遺産として次の世代にバトンタッチするのが私達の責任と義務だと半日歩いて感じました。憲法9条をいまこそ大切にして輝かせることが求められているようです。木村さまや皆様も元気で活動を続けていただくよう、お身体をご自愛ください(無名氏)

    ここで生まれて66年、新しい発見ばかりでした。

参加してよかったです。(八尾・宮西)

    今日の八尾・戦跡ハイクもなかなか実りのある一日でした。

以前から一度は見たかった掩体壕、土に埋もれながらしっかりと戦争の名残を残していた。(なにわ・野坂)

    短歌を3首詠みました。

この街に寒気がおそい忠魂碑 ふるえ年の瀬 山は燃えれど 

のどかなる黄色鈴なり丘畑 そこに戦争 八尾のドームは

色なくも戦跡ハイクこぼれしは 両手の野菜 友の志

(中高年・松本)

    角丸四角形: メモ戦跡ハイクは楽しいに尽きる、こんな所に、こんなものがと発見があり更なる興味をひきつける。今回はまた野菜の収穫があり家族で歓ぶことができました       (常任・佐々木)