5回西日本女性担当者交流集会IN沖縄の報告

201428日(土)〜9日(日)

女性委員報告者(笠井ふみ子)      

 

楽しみにしていた沖縄集会が沖縄県国頭村・奥小学校体育館で開かれました。沖縄の北はずれの辺鄙な小さな村での集会に130数名の参加で女性と登山への意欲が感じられる集会でした。近畿ブロックから18名、大阪からは5名で参加し、集会々場までの遠い道中私達は前日から沖縄入りしました。関空を出る時は寒さに震え、那覇空港に降りると夏日で体が付いていかなかったです。那覇で和歌山県連と合流しホテルに向かい、道中あちこちに色鮮やかな真紅桜が咲いていましたが半分ぐらいが既に葉桜でした。

集会では、まず全国連盟の女性委員長藤元さんから、労山会員2200人の約半数が女性で登山年齢も上がり事故率が全体の67割を占め、年齢層は6065歳が7割となっており、何処でも事故は起きるので自覚を持って登山をすると言う事などを含めて挨拶が有りました。

基調講演・やんばるの自然と生物・ヘリパット&オスプレイ他スライドに基づいて有意義な講演が有りました。私が印象に残ったのは今まで他人事と思っていたオスプレイの内容でした。

休憩を挟み山筋体操が行われ、石田先生の指導は勿論の事、昨年近畿ブロックで取組んだ養成講座終了者も前に出て見本を一緒に行い、回りの人が正しく出来ているかチェックを手伝い時間の経つのも忘れてしまうほどでした。

夕食後の交流会の沖縄料理も村人総出で駆り出され真心のこもった手作りの料理の数々は本当に美味しかったです。各参加の地域ブロックの報告&活動など順次行い地元の会員からは踊り・歌・サンシンなどで盛り上げてくれました。最後は沖縄の踊りを皆で踊り盛り上がりお開きとなりましたが話足りない人達が2次会の席を作りここでも熱い討議になり23時まで熱気に包まれていました。

2日目の交流山行は朝準備段階からバタバタで集会も手短に、各コース毎に登山口まで移動、沖縄には山が無く岳があり、ガイドブックも無く、きっちり読図が出来ないとリスクが大きすぎると説明を受けました。標高547mでも急登で藪こぎが続き、道もぬかるみ滑るので手当りしだい有る物を摑みながら気の抜けない山行でした。可憐な花が一面に咲き心が癒される感じでした。国際大学の先生が、こと細かく説明しながらの山行だったので前日の講義の内容が理解出来たことが良かったです。途中から土砂降りの雨でしたが事故も無く無事に下山することが出来ました。

2日間の交流は沖縄独特の何事にもゆるい感じでメンバーともだから沖縄の人は長生きするんやとぼやきましたが楽しい思い出の一杯詰まった集会でした

 

 

 

 

 

 

 

 








▲▲近畿ブロックの交流は最近目覚ましく、毎年の交流の中で和歌山の活動が活発化することで他府県連盟も勢いが出てきています。そんな中での沖縄交流でした。

都合よく山筋の講習会で顔を合わせることが出来、それぞれの府県連盟の動向が分るとともに合流して動くことが出来・・と言うより5人も参加する大阪には運転手がいないという現実・・・レンタカーの運転を、和歌山・京都・奈良とそれぞれが分担して頂いて一緒に動いたことがとても素敵で、一体感を感じつつ、ワハハワハハ・・と珍道中を重ねました。

沖縄の北の果て奥の集落はのんびりした田舎です。集落が持つ観光宿泊施設にある食堂はこの集会で大混乱だったようで、事前におにぎりをほおばった私たちは危うく昼食にあぶれずに済み、また、夕食の豚汁は滅法おいしかったのですが豚一頭がこの食事の為に裁かれたとか・・・

夜の交流会で近畿ブロックの挨拶をしたのですが、府県連ごとに報告したら「早くせよ」とまきが入っが、続く四国・中国・九州ブロックでも、急かす声を無視してみんなが発表されていたのに感激・・頑張っていたんだ〜〜と女性委員会の底力に感激しました。(川上洋子)

 

▲▲大阪から5人で、沖縄集会に参加させていただきました。
那覇空港から、集会会場までは、かなり遠く、移動に時間がかかりました。でも、沖縄県連のみなさんや、奥の現地の人たちの暖かいおもてなしに心が暖かくなりました。 夜の交流会では、各県連の女性委員のみなさんの活動報告に、刺激を受けました。  石田先生の「山筋ゴーゴー体操」では、舞台にあがり、動きの見本をさせていただきました。舞台上で、いつもより張り切ったので、かなりきつかったです。  二日めの山行は、西銘岳コースを選びました。雨の中、かなり道はぬかるみ歩きにくかったです。沖縄国際大学の佐藤先生が、ヤンバルの自然のひとつひとつに丁寧に説明してくれ、楽しい山行となりました。   沖縄独特のゆる〜い感じの集会でしたが、長生きの秘訣を見た気がしました。
小さい悩み事なんて、なんくるないさぁ〜(中路尚子)

  
▲▲やっぱり沖縄は遠い〓しかし、沖縄の皆様のお陰で地図の無い沖縄の山に登れてよかったです。皆様の「おもてなし」に感謝します。有難うございました。 (本田 登志)

 

▲▲寒さ厳しい雪の舞い散る大阪より飛行機で2時間。南国の暖かい沖縄に行かせて貰った。沖縄特有の街路樹・南国の花コバルトブルーの青い海・感動と胸ワクワクする中、私たちの目的地沖縄本島北の果て国頭村奥集落に入る。やんばるの自然と生物と人々の共有生活。島を守りながら自然の恵みを受け、ゆったりした時間の中で生活しておられるのを感じた。沖縄の人は登山する事が少なくガイドブック無しでは遭難になりかねない。雨が降れば大変厳しい山域であると聞いた。私たちも雨の山行と成った。低山であっても急登があり滑りやすく立ち木に助けを求めて登下降した。沖縄労山も少人数で少しでも会員増を目差して頑張っていると言われていた。今回近畿ブロックメンバー共より一層親交が深まり有意義な集会であった。(入江春子)