第19回女性のための登山教室終了報告
女性委員長:;笠井
「女性のためのハイキングセミナー」から「女性のための登山教室」に変更して2年、今期の登山教室は、読売新聞への掲載も有り20名の定員の締切後も申し込みが続き、ついには断った方々もあり最終的には26名の受講生で嬉しい悲鳴の取り組みとなった。参加媒体は、スポーツ店のチラシと新聞社からの情報夫々10名程と後は友人からの紹介などであった。
世代別に見ると20歳代2名、30代7名、40代7名、50代3名、60代5名70代2名と幅広い年代層になった。かつて中高年登山ブームで登り始めた方々の参加も見られるが、30〜40代層の参加が多くなった事は、山ガールと謳われる若い世代の登場で今後の登山の一つの特徴でも有ると思われる。
実技参加は、六甲では参加者20名とスタッフ9名、おまけ山行の滋賀堂山では参加者9名とスタッフ5名で行った。六甲での実技ではザレ場での歩行訓練や三点支持の基礎を少々取り入れた練習が、おまけ山行に役に立ったとの声が受講生から聞く事が出来た。
女性委員会での纏めでは、チラシに登山教室としているがあくまで初心者向きにすぎず、参加者に明確化しておく必要性があった。様々なレベルの参加者にとって座学・実技共ある程度分かった人には物足りないようにも見受けられ、募集時に「初心者のための」を明文化しようと言う事や準備物の確認などの意見が交わされ、今後に向けた話し合いとなっている。
座学3回・実技2回無事終了し、夏山ハイキングセミナーへの紹介等今後に繋げる事が出来た。ただ、全員の方々への、労山への紹介等具体化には至っていないようにも思われ、今後の課題でもあるかと思えている。