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      大阪府勤労者山岳連盟創立50周年を迎えて

                         

理事長・きたろうHC  園 敏雄

 

 大阪府勤労者山岳連盟は1960920日「勤労者山岳会(労山)をつくり発展させよう!」と3人の呼びかけから始まり、1963年の日本勤労者山岳連盟結成から3年を経た19662月に第1回総会を開催、6労山で発足しました。

 

今年は結成して満50年、半世紀となります。その中で青年の組織活動、自然保護活動の広がり、教育活動の発展(裾野を広げる活動からリーダー養成への進化)、救助隊訓練の発展・充実、女性委員会の活発な活動、平和を求める活動の広がりなど、目を見張る発展を遂げてきたと感じています。

 

しかし課題も多く抱えています。この1年ではっきりした事として連盟の諸活動にスタッフなどで協力して頂いている方が、労山設立趣意書を知らない、読んだ事が無い、労山マークを知らないなどの実態を私は知りました。労山を知っている人は増えていても、その活動を知る人は実は少数で、この現状では世代交代などなかなか、おぼつかないなと感じている所ですが、この実態を踏まえて呼びかけます。理事会で報告していますが創立50周年記念で、記念誌の発刊、山本正嘉先生を迎えたレセプション、ダイトレを盛上げる企画、粟澤徹西穂山荘支配人を迎えた登山研究集会、マキノ高原での大交流集会など様々な企画を実行委員会で練っています。

 

この企画を皆さんの会の年間行事の中に組み込んでいただき、メンバーに参加呼びかけをして労山を知る機会にして頂ければ良いなと思っています。

 

54回定期総会を皮切りに、皆さんの力で連盟諸活動に関心を向け押上げて頂き、大阪労山が更に発展しますよう、ご支援宜しくお願い致します。