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継続は力:今年も元気よくクリーンハイクを

1973年に全国労山が始めた時は清掃登山、そしていつからかクリーンハイクと名称を変えました。名称の発案者は、確か世田谷労山であったはず、今現在クリーンハイクは、大学、自治体、企業などにも広がっています。労山が開始し、クリーンハイクと言う言葉を日本中に広めていった、42年の活動が生み出した最大の成果かも、今年も元気よくクリーンハイクを継続しましょう。

当初はハイク道もゴミだらけでした。特にハイク道沿いにどこかの団体が設置したゴミ箱の周りはゴミの山、果ては、ゴミ箱は腐食で壊れていても“ゴミ置き場”と認知されてしまい、みなさん平気でゴミを置いていました。ゴミ持ち帰りの文化は皆無でした。

ところが最近は、ゴミ持ち帰りの文化がすっかり定着し、ハイク道のゴミは激減しました。いや、労山の活動が激減させたのです。ゴミがゴミを呼ぶハイク道でしたが「いっぺん綺麗にしよう」と言うことで始めた清掃登山!!見事に大成功であったわけです。

3月16日に大阪府庁および府下自治体20団体に、クリーンハイク実施に伴う協力依頼文書を発送しています。

依頼内容は、@後援名義の使用許可

A関係部署の挨拶あるいはメッセージ

B物資援助    C回収ゴミの撤収

D清掃登山・クリーンハイクポスターの庁舎内掲示

       E市広報へのクリーンハイク参加者募集記事掲載

Cは、概ね協力戴いていますので、これ以外について市役所を訪問するなり、電話でなり協力を依頼してください。挨拶は難しいですが、メッセージはお金もかかりませんので他の自治体のサンプルをお見せすれば、やる気が起きる可能性は大です。連絡いただければ、サンプルをお渡しします。市広報への掲載は紙面の都合上難しいかも知れませんが、最近、市ホームページの行事欄への掲載は簡単ですので、お願いしてください。自治体の協力をたくさん戴くことに意味があると思います。  

がんばりましょう。目立ちましょう。クリーンハイク!!

 

自然保護委員長  沢村秋則