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清掃登山・クリーンハイクを継続しよう

清掃登山は、滋賀労山が比良山を「いっぺん綺麗にしてやろう」と言うことで1973年に始めました。全国労山は、その翌年に滋賀労山の経験をもとに自然保護運動の「入門コース」として誰でも何処でも取り組める全国一斉の清掃登山を呼びかけましたので今年で41年目です。但し、近畿は1年早く開始しましたので42年目です。

この労山の清掃登山の活動により山のゴミを持ち帰るのが「登山者のマナー」として定着し、山のゴミは著しく少なくなりました。しかし、今は車からのポイ捨てや不法投棄が問題となっています。

今年もクリーンハイクを実施し、ポイ捨て場所あるいは不法投棄場所を自治体に報告し、フェンスの設置とかゴミ回収を要請しましょう。自治体も予算見合いと思いますが徐々に改善に取り組んでいます。ぜひ改善状況の報告もお寄せください。

今年も自治体より後援名義の使用許可、広報への掲載、ごみ袋の提供などの協力を頂いていますが、労山の宣伝にも協力していただきましょう。ポスターを公共施設などへの掲示をお願いしましょう。クリーンハイクの宣伝はポイ捨て、不法投棄にたいする抑止力になると思います。また、会の宣伝により新たな会員獲得の可能性もあります。大いに目立ちましょう。

 

今年度より開始・定点写真情報活動

 憲章の第1章には「自然の変化を知らせていくことは登山者だから出来る大きな役割です」とあります。今年より実施の定点写真は正に「登山者の特徴を活かし、山と自然を守る活動」そのものです。

 当面、明星ヶ岳あるいは弥山の立枯れの写真を集めています。この間集まった数枚の写真を見ていただくだけで、たいへんな反響を呼び起こしています。全国労山の浦添理事長も「何気ない写真も経過を見るとたいへん意味ある。この活動はたいへんいいもの」と感激でした。

 みなさん、鳥獣目撃、らいちょう目撃と同様、よろしくお願いします。楽しく頑張りましょう。

 

自然保護委員長 / 泉州労山 沢村秋則