☆☆☆

女 性 委 員 会

　　 　　　　

女性委員会委員長･山之会バッカス 池田 律子

女性委員会？　勤労者山岳連盟の中に有る委員会ですが、女性だけの集まりです。

私自身、女性のためのハイキングセミナーに参加した事が、勤労者山岳連盟（労山）に加入するきっかけとなり、いつの間にか山ガールになっていました。

又、その時の仲間や友人が集まり、更に労山のハイキングセミナーに参加した事から、仲間だけの集まりが出切るよう、私たち自身の会として『山之会バッカス』を設立しました。　

当初、女性委員会が何なのか？　何のために有るのか？　何も分からずに参加した所、女性のためのハイキングセミナーを始め、多くの行事をこなしている委員会であり、知らない内に大変お世話になっている委員会ということに気付きました。

とても大切な委員会であり、参加して少しでも役に立てればと思い出席してみると、年間行事が山積みで、色々な事を体験させて頂くことが出来ました。 　　　　

特に今年は、近畿ブロック搬出訓練での応急手当の講師に始まり、女性のためのハイキングセミナーや山の料理教室、『これなら出来る・貴方もしなければいけない』の冊子構成、更にその間に近畿ブロックの女性委員会や西日本女性担当者交流会、全国女性担当者会議等、全国レベルでの交流会にも出席させて頂きました。

ジェンダー問題、登山事故や遭難を防ぐために必要な事柄、事故を起こさせない為の体力作りや自己管理の為の体力作りを考え、全国レベルで展開していくよう取り組んでいます。

更には、登山の質と底辺の底上げのため、他の女性スポーツ団体等との連携や情報収集の必要性等を訴えていく事も大切です。

最近は山ガールが増えてきて、山もカラフルなイデタチの人達で賑わっている状況ですが、やはり山の危険性は変わりません。

山ガールにも山の危険性を知って頂く必要性が有り、山の事故や遭難を無くすため、女性委員会のチカラで『何が出来るのか？』『何をしなくてはいけないのか？』を議題に今後の活動を展開していく必要性を感じています。

まずは、山ガールにも勤労者山岳連盟に参加して頂けるようなアイデアを募集します。

一人でも多くの山ガールに参加して頂き、山の事故を無くしていこうでは有りませんか。