丹波屋つうしん

-機関誌部より

 


 相変わらずの酷暑続きですが、朝からモーレツに暑かった数日前を思うと、マシ? 体温以上の空気に包まれて始まる一日っていうのは、やっぱりキツイですね。

 全国的にも熱中症で搬送されたり、重篤な状態に陥ったりの方が多いとか。報道で水分摂取、クーラー等の上手な利用を呼びかけてはいるものの、誰しもなかなか自分の事として捉えきれないようです。

 以前、軽〜い熱中症を疑う症状を経験した事がある身としては、あのうだるような暑さの中、十分気をつけなくては・・・と注意していたのに。今夏、夏風邪で週末家にいた時に油断がありました。動き回るわけでもなく、従ってそんなに汗もかかず、自分ではゆっくり休めたと思っていました。まだ少し残っているかもなぁと思いつつ出勤しての帰り道。いつもより疲れを感じて乗ったバスが発車後、混んでゆるゆるとしか進まない中で、だんだん気分が悪くなってきました。混みあっていたので、車内の気温は高く、クーラーも利いていませんでした。その内何となく過呼吸みたいになり、信号待ちの際 思わず「気分悪いので、降ろしてもらえませんか・・・」と声をあげてしまいました。まだターミナルの出口付近だったので、降りたらすぐに涼しい場所に、とツライ頭で考えたわけです。しかし、一度発車すると、そう簡単には止まれないんですね、公共交通機関ってものは。結局、しばらく待ってといいながら走り、特に何もない路肩で止まってくれました。幸い外気にあたったらマシになり、トボトボ歩いて帰宅しましたが、何にもない所で降ろされてもなぁとホントに情けなくなりました。(同じなら目と鼻の先のバス停まで走ってくれれば、ベンチの一つもあったのにって。) 歩きながら考えると、週末に取った水分量がかなり少なかったな、と思いあたったわけです。静かにしていれば何事もなく終わったかもしれませんが、この経験、貴重でした。

 何となく大丈夫、ちゃんと水は飲んでいた筈のように、身体からのSOSをキャッチしきれなかった事が、今回の反省点です。

 日常生活では、いざという時、素早い処置を受ける事は比較的簡単だと思いますが、自然の中ではそうはいきません。事前管理をしっかりし、万全の状態で出かける事が第一ですが、現地で自身の体調管理ができるのは自分だけ。パーティー内で計画をたてる段階から、お互いに忌憚なく話せる雰囲気を作っておく事も、とても大事だと思います。必要以上の遠慮、気兼ねから不調をおして、は禁忌! 夏山の時期。どうぞ計画書を今一度点検し、心身共に余裕ある山行を楽しんで下さい。

 

 次月締切りは818()です。

(お盆期間の為、変則になっています。)

 今朝、近所の庭先から、鈴なりの真っ赤なミニトマトの枝が垂れ下がっていました。ちらっと横目で見て道を曲がった先には、プランターにツヤツヤと濃い紫色のナス。今日に限って、朝から目に飛び込んでくるのが食べ頃の野菜だなんて! お陰で夜の別室丹波屋ビールと旬の味を、しっかりイメージできました。機関誌部の皆さんのパワーをまぶせば、夏バテも一気に解消。暑さはまだまだこれからですが、負けずにいきましょう! お疲れ様、カンパイ!


 今月も各会より会報を送っていただきました。

安治川山の会ニュース(安治川山の会)、京都労山、滋賀県連ニュース、奈良県連ニュース、和歌山

県連ニュース、                                   有難うございました。

編集・発行 : 入澤、大西清、大西、笠井、園、服部、高橋、中井

* 先月の発行は、大阪志峰会 中尾氏にお手伝いいただきました。