丹波屋つうしん

-機関誌部より

 


朝夕めっきり涼しくなりましたが、いかがお過ごしですか?

そんな書き出しがぴったりくる今日この頃。体温に近い暑さに毎日ゲンナリしていたことがもう随分前のよう・・・順応力が高い? 忘れるのが速い?

空は高くなり、太陽も確かにその通り道を低くしてきています。日焼けには油断大敵の今頃の日差しですが、少し和らいだ陽光を感じて歩けるのは、本当に有難いことです。

それにしても、台風18号。自然の猛威を改めて見せつけていきました。子供の頃には、台風はかなり怖いものとしてありましたが、正直 昨今は、何となく大したことはないと高をくくっていました。朝からずっと関連のニュースが流れ、思いもしない光景が映し出されるのを見て、変な言い方ですが、ナメたらあかんな・・・と思い直した次第。嵐山付近が濁流に晒され、水に浸かっている映像にはかなり驚きましたが、京都の知人によると、五日程して行ってみたら、地元の人達に古くから親しまれていた川原が跡かたも無く流されていて驚いたとの事でした。丹波では栗の実が風で落ち、大きな被害を受けたと聞きます。幸い家の近所には大きな被害はなかったのですが、アオギリが枝ごと飛ばされて道路のあちこちに溜まっていたり、植木が根本から倒れて車に寄りかかっているお宅があったり、台風一過の火曜日、気が付いたら街路のあちこちに銀杏の実が吹かれて落ち、道路にベッタリと潰れていたり。それぞれに被害の大小はあると思いますが、一日も早い復旧がかないますように。

思うに、何事にも何時いかなる場面で遭遇するかわからないわけで、その時その場で落ち着いて動けるかどうか、はなはだ心もとない。日毎に最新の技術が導入され、周囲の環境は変動していきますが、わが身への最低限の備えと、いざという時のシミュレーションの確認は、いわば個人装備だなと再認識しているところです。

物事への順応は大事な事だけれど、順応する事と鈍感になる事は別のもの。日常生活でも山行でも、自分のアンテナには注意し、メンテナンスも怠らずにしておきたいものです。

次月締切は1014()です。

   

  週末雨のパターンが途切れ、一昨日の夜は冴え冴えとしたみごとな満月。見ていると、秋を感じました。過ごしやすくなり、夜も長く語り合える・・・機関誌部にとっては何よりの季節です。丹波屋の冷たいビール、旬のアテ、いろいろな話題は秋の夜長の三種の神器。 おもしろき虫の声ならぬ部員の賑やかな話し声で、夏の間眠っていた鋭気を楽しくよびさますことに致しましょう。今月もお疲れさまでした、乾杯!



今月も各会より会報を送っていただきました。

安治川山の会ニュース(安治川山の会)、やまなかま(泉州労山)、きたろうニュース(きたろうHC)

岳友(豊中労山)、山の虫(YMCC)、京都労山、労山福岡

                     有難うございました。

編集・発行 : 入澤、大西清、大西、笠井、園、西村、服部、高橋、中井

先月の印刷は 中尾氏(大阪志峰会)にお手伝いいただきました。