丹波屋つうしん

-機関誌部より-


 


曇り空の寒い朝。3月も終わろうとしているのに、三寒四温でなかなか季節が進みません。

それでも、最近までつぼみが固く閉じていた自宅近くの梅の木は、どれも今まさに満開。柳は芽吹いたばかりの薄緑の小さな葉を寒風にさらし、冷たい雨に濡れても萎れずにいます。地植えの草花も、今朝は少しうつむいてはいたものの、日差しを受ければ少し首をもたげ、咲きそろう日まで、耐えつつまっている様に思えます。私などが気候の不順に一喜一憂している間も、巡ってくる春への準備を着々と進めているんだなぁと、自然界の営みにはいつも感心してしまいます。

4月の声をきく頃には、少し春めくような予報も。間もなくやってくる春、そして、この春の桜に、ちょっぴり想いを馳せている今日この頃です。

この季節といえば、先日定期総会が開催され、大阪労山の新たな年度が始まりました。機関誌部もこの号の発行で、新年度の活動をスタートしました。おかげ様で、会員の皆さん、部員の方々のご協力によって、年々編集や印刷などの作業はスムースになってきていますが、まだまだ課題もあり、試行錯誤の繰り返しです。少しずつでも歩を進めていければ・・・と思っています。

今年度も、みなさんの山行活動記録や得意分野の原稿、写真など、ぜひご提供下さい。また、会報からの転載につきましても、どうぞご理解とご協力をお願い致します。

 

来月の締切は49()です。

 

 冒頭で春が遅い、寒いとぼやきましたが、天気予報で日本海側が雪と聞いても、大阪に住んでいると、なかなか実感として受け取れていないものですね。

 週末、会の総会で白山スーパー林道方面に出かけましたが、土曜から降り続く雪で現地は一面の新雪。着くまでは、寒くなるとは言っても、今回そんなに降りはしないだろうと勝手に割り引いて想像していましたが、なんのなんの、白川郷や五箇荘はすっぽり雪を被り、フカフカ雪原では、初スノーシューのあまりの快適さに感動でした。一方、早朝から山に向かったパーティーは、夜通しで4050cmほどの新雪と降り続く雪、途中の雷もあって撤退を余儀なくされていました。暦の上では春近いとはいうものの、条件次第ではまだまだ厳しい冬だと改めて感じた二日間。勿論、リフレッシュ効果は抜群でした。

 機関誌部でも、かたくなった頭をほぐし、物事に柔軟に対処できるよう、今年度も作業後には部員総出で、冷たいビール片手に、別室丹波屋でリフレッシュをはかります。

年度始めの作業、皆さんお疲れ様でした。また一年 どうぞ宜しく! カンパイ!!


今月も各会より会報を送っていただきました。

安川山の会ニュース(安治川山の会)、やまなかま(泉州労山)、きたろうニュース(きたろうHC)、中高年HCニュース(中高年HC)、ポンポン山(高槻労山)、京都労山、兵庫労山、滋賀県連ニュース、労山おかやま、労山福岡県連通信、HCかざぐるま、山と友の会、              

有難うございました。                              

編集・発行 : 入澤、大西清、大西、園、西村、服部、大久保、高橋、中井