丹波屋つうしん

-機関誌部より-


 


昨日今日は、ようやく五月らしい気候になったなぁ・・・という感じです。

いやぁ、今年はここまで、何だかよく雨が降りましたね。大阪でも、結構本降りの日が続きました。このまま梅雨に突入・・・だったら、腐る・・・と一人嘆いておりました。なんでも、この頃の長雨は 卯の花くたしっていうんですってね。菜種梅雨と梅雨の間の長雨時。なかなかよい風情です。

それでも、連休後半には陽射しも戻り、汗ばむほどの陽気となってくれたので、山に行って、充実した楽しい時を過ごされたという方々も多かったようにお聞きしています。

ただ、前半には、あちらこちらで山岳事故が起こっていました。冬から春にかけての降雪量、春山シーズン直前の降雪、急激な気温の上昇や天候の変化。勿論、他にもいろいろな要因はあるのですが、自然の中で遊ばせてもらっている私達は、いつもアンテナを張って、危険と隣あわせであることを自覚しておく事が大切だと再確認していました。

たとえ日帰りのハイキングであっても、最低限必要な装備は携帯する。出かける時には、会や家族に必ず計画書や行き先を告げておく。パーティーの中での意思疎通を大切にし、リーダーとメンバーの役割を確認しておく、エスケープルートも頭に入れておく、等など。

どれも当たり前の事ですが、ふとした油断が大きな事故につながる事はよくある事実。今、自分達が安全な山行をする事はもとより、これからも、みんながずっと楽しく続けていけるように、自然との付き合い方や山での決まり事は、ちゃんと伝えていかなくてはならないな、と感じた事でした。

来月の締切は613() です。

桜が散る頃から、ハナミズキのピンクや白に惹かれ、気付けば山も芽吹く前のほんのり赤みがかった色から、いつの間にか濃い緑へと色合いを変えていました。

なかなか思うように山に行けない日々ですが、たまに木々の下を歩くと、新緑越しの日射しや、吹き抜けてくる風に癒され、本当になごみます。その時々のかかわり方しかできないけれど、私にとっては大切な活力の素。焦らず腐らず、細く長く、大事にしていくつもり。そしていつも何かと力を貸して下さっている機関誌部の面々も、私には大切な元気の素! 別室丹波屋の冷たいビールやおしゃべりも、皆さんと一緒なら楽しさ倍増!!

さぁ、今日もまた、力を分けて貰います。お疲れ様でした、カンパイ!


今月も各会より会報を送っていただきました。

中高年HCニュース(中高年HC)、安治川山の会ニュース(安治川山の会)、ポンポン山(高槻労山)、きたろうニュース(きたろうHC)、京都労山、兵庫労山、滋賀県連ニュース、奈良県連ニュース、埼玉県連ニュース、労山おかやま、労山福岡、HCかざぐるま、山と友の会、山岳(大阪府山岳連盟)                        有難うございました。

編集・発行 : 入澤、大西清、大西、園、西村、服部、大久保、高橋、中井

*先月の発行作業は、山の会ポレポレの皆さんにお手伝いいただきました。