2014春山連絡会  

                              教育遭対 中川和道 20140417

1.入山予定状況の交流

   本日4/17から 大阪労山メーリングリスト OWAF で山行予定の交流を始めます.

 

2.春山の天気 OWAF副会長 河野 仁さんより

(1)山の天気予報が携帯メールに自動配信 日本山岳会が窓口の誰でも無料登録システム

  http://www.everest.jp/jacweather/ 

にアクセスして登録を 何人登録されておられます?

  

(2)天気図をネット取得して自分で解析を(中川の意見)  

  地上天気図:もっともファミリア  

高層天気図:その高さの天気はその気圧の天気図で 

上から寒気が降りて来ることも 20125月はこの型

降雪の目安 中川:700hPa天気図で気圧の谷が日本を横切る

真冬は-12℃等温線をドカ雪の目安に

   山での実体験と天気図の照らし合わせ→この天気図ならこういう天気だろうとの予測能力を獲得

 

3.春山での行動面での注意点(中川)

(1)山の今の写真をネットで収集

  http://www.pref.nagano.lg.jp/police/sangaku/photo/index.html   

  南アルプス,八ヶ岳,いろいろな山域あり

(2)山行記録を公開・交流していきましょう.

  

(3)他人の事故,仲間の事故を自分の教訓に  大阪労山の事故対策会議にご参加を. 

  大阪労山ニュースhttp://www.geocities.co.jp/Athlete/3063/kikanshi.htmでも読んで下さい.

  

 (4)遭難分析記事を読もう

   例:201254日の白馬大池での医師6人グループ死亡事故

     http://www.sangakujro.com/column/201206.html

     jRO日本山岳救助機構合同会社>羽根田治の安全登山通信

     5/4 14時は一部青空も・半袖OK 15時黒雲・冷たい雨・10分で横殴りに・暴風吹雪

     遭難者の体の一部(風上側)は厚さ10cmほどの氷漬けとなっていて、地面に張り付いていた。

このため、救助隊員は体を傷つけないようにピッケルで氷を割り、動かせるようにしてからヘリ

コプターに収容.「通常、吹雪だったら雪がエビのしっぽ状に着くはずなのに、つららが成長し

ていくような感じで氷が付着していました。たぶんみぞれのような雪が猛烈な風によって氷化し

たのでしょう」(櫛引隊員)

     ・氷雨 過冷却の水,との説あり

     ・「あの岩のかげまで」「穴を掘って」がだめ.すぐツェルトをかぶる

     ・あなたはどうします?

     気象予報士・猪熊隆之氏「4日の天候は冬山の気象の典型的な疑似好天パターンであり、

予想天気図をチェックしていれば天候の変化は予測できたはずです」