第3次東日本大震災支援ボランティア
大阪府連理事長 園 敏雄
(3月20日のOWAFメーリングリストより一部抜粋、転載しています。)
ML各位様
第3次東日本大震災支援ボランティアは、泉州労山、くすのき山遊会、労山つりばし、YMCC、豊中労山、労山ひまやま、こもれび山の会、八尾山の会、吹田労山、KONK、きたろうHC、アウトドアオールラウンダース、カランクルンの各会、総勢31名で被災現地 (石巻市内、女川地区、雄勝地区、大川小学校)の視察追悼後、金華山黄金山神社水源池を埋め尽くした土砂、岩石等の除去活動を行ない、事故もなく3月20日18時30分無事帰阪しましたので報告いたします。
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参加者の方々からの感想 (速報)
<山の会こもれび 小森田 たかし>
@市街地の瓦礫は大方片付けられ更地化しているが、そのまま復興が止まっているように見えました。その中に目立つのは「がんばれ!日本」のスローガンだけ。誰が何のためにどのようにがんばらなければならないのか、という復興への具体的道筋がまったく示されていない。このままでは、先行きが不安。ボランティアの活動を生かすためにも、政治の民主化がどうしても必要だと思いました。
A手前勝手な言い分ですが、19日の食事はコンビニで買えるものだけ、食器は個人持ちだけで我慢してでも、炊事片付けの手間を省き、現地でなければ聞けない話をじっくり聞きたかった気がします。宴会と学習会は時間的にでも、はっきり分ける手はないものでしょうか。
<くすのき山遊会 高橋 忠>
多くの人々を飲み込んだうねりの大きい海を水上タクシーで渡りました。「この海が…」と思うと胸に迫るものがありました。
復興から1年経っても、石巻は被災直後のような張りつめた雰囲気が漂っていました。被災地のみなさんの心の復興には程遠い現状を肌で感じる事ができました。
「何かお手伝いできることがあれば」と思いつつ、1年が過ぎてしまいました。やっと、このような機会に巡り会え、心のつかえがとれたようです。
また、現地で多くの他府県の労山のみなさんと交流できたことも喜びでした。
漁師さんの街らしく、おおっぴらに笑顔でおいしいお酒が飲めるように一日も早い復興を願うばかりです。
多くの皆さまのカンパで参加できたことに心より感謝いたします。ありがとうございました。
<くすのき山遊会 高橋 明代>
18日の大川小学校など被災地を視察し追悼をしていた時間は、胸ふさぐ思いでした。ニュースで観ていただけではない現地の状況に、自身の想像力のなさを思い知りました。言葉もないとはこの事です。
個性豊かな仲間の方々と過ごせた貴重な4日間でもありました。
1年以上も、ほとんど何もできていないという歯がゆさから解放されましたが、これからも忘れずに支援を続けたいと思います。
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