９月号の「丹波屋つうしん」

　お盆も過ぎ、夏の高校野球も終わり、
学生さん達にとっては夏休みも残り僅か
の今日この頃。頭上の太陽はギラギラと
照りつけているものの、空や雲を見てい
ると、早くも秋の気配を漂わせています。
　残暑は9月半ばまでは続くようですが、
夏の間にたまった疲れを持ち越さないよ
う、この時期ちょっと自分の体に気をつ
けてあげたいものです。
　さて、今年の夏は“弱い熱帯低気圧”の
おかげで山行も雨模様だった方が多いよ
うです。雨による川の増水で、神奈川を
はじめとする各地で水の事故が多発して
いたのが印象に残っています。不幸に遭
われた方々のご冥福をお祈り致します。
　今回の事もそうですが、私自身振り返
ってみても、事故は後から考えれば十分
に回避できたはずだという場合が往々に
してあります。いろいろな原因が重なっ
て起きた事故ですが、今や誰でもが簡単
に手にできると思いがちな自然の厳しさ
を見せつけられた思いです。
　穏やかな時の印象に慣れてしまう怖さ。
行動についても、慣れがともすれば重大
な事故を引き起こしてしまうという事実
を、今一度肝に銘じておきたいと思いま
す。
　窓を開ければ暑そうに鳴いていたクマ
ゼミも、季節とともにツクツクボウシヘ
と変わっていくようです。山行の楽しみ
もどんどんとひろがっていく頃です。
　どうぞ機関誌にも皆さんならではの季
節の風を送り込んで下さい。皆さんから
の原稿をお待ちしています。
来月の〆切は　9月１３日（月）です。


　今朝テレビで夏ミョウガの出荷が最盛
期と報じていました。ミョウガをちょっ
と加えるだけで味にアクセントがついて
食欲をそそられます。私にとって夏には
なくてはならない食材です。暑さでグッ
タリした発行作業の後の体には、丹波屋
の季節の味覚と冷えたビールがしみわた
ります。機関誌部一同にとっては夏は勿
論のこと、年がら年中なくてはならない
オアシスです。
　労山ニュースも皆さんのオアシスにな
れるといいなあ・‥などと思いつつ、今夜
も乾杯といきましょう。お疲れさま〜！

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