第6回西日本女性担当者交流集会報告

 

女性委員会報告者  笠井ふみ子

 

 去る1017日(土)〜18日(日)鳥取県立船上山少年自然の家で行われた西日本交流集会に参加して来ました。

 

 この集会は〜山で死なないための安全登山とは〜の目的で開催されました。

集会に参加したのは西日本14府県の女性たちと(男性26名)全国連盟委員長等110名でした。大阪県連からはハイジ2名・COWAC1名・安治川1名・高槻1名・なにわこぶし1名・てんの会1名・八尾山の会1名の8名で参加してきました。

 

 今回4つの分科会に分かれていて、そのうちの3分科会「山のレシピ実践講座」を大阪県連が担当することになり、メンバー達は早い人で半月も前から乾燥野菜に取り組み当日を迎えました。

 

 初日の基調報告は全国女性委員長の藤元さんより「女性と登山」をテーマに第1回〜5回の西日本交流集会の経過・東日本交流集会報告・過去11年間の事故の状況などが報告されました。

 

 基調講演は2つ有り、1つは「山岳医療班の現場から事故や遭難を考えるで」

講師は山岳診療委員長臼杵さんでした。この方はテレビドラマの天空の診療所の倉木医師のモデルの人です。スライドを見ながら事故の実態・病気・高山病など分りやすく話をして頂きました。

 

 もう1つは大山の自然と自然保護をテーマに大山自然歴史館長の谷田さんより時には笑いも取り入れユーモアたっぷりに時間ギリギリまで大山の生い立ちから始まり現在の様子など説明して頂きました。

今後の課題としては山頂崩落防止と山頂碑の移転になると締めくくられました。

 

 夜の交流会は各県連の紹介や久しぶりに山の歌を皆で歌ったりと21時まで大いに盛り上がりました。

話足りない近畿ブロックのメンバーは別部屋に集まりマタマタ熱い話し合いになり

23時まで熱気で溢れていました。

 

 翌日のハイキングは鳥取県が会場なので大山に登ると思っていた人達もいたようですが、船上山(615m)の自然の充分残る山を5コースに分かれて、それぞれ思い思い楽しみました。私は大阪県連の3名と散策コースに参加しましが自然保護担当の女性の方から、なら枯れ問題・虫食いの問題・多くの草花の説明など行く先々で説明を聞き、紅葉の所の見事な滝など道中も変化に富んだ山行でした。

 

 今回の交流集会は何をするにも時間に追われ煮詰まりきれない所も有ったが、山行リーダー達は何回も下見するなど大変だったと思います。その反面実行委員会形式にしていたので各県連の負担は少し軽くなったようです。

西日本の女性のパワーを貰い2日間過ごし元気に帰ってきました。

西日本集会は2年毎に各ブロックが担当して実施しますが、次回2017年度は近畿ブロックが担当する事になりました。

 

 

 

フローチャート : せん孔テープ: :女性委員報告者:
ハイジ*川上・上辻/COWAC*入江/高槻*野崎/
なにわこぶしの会*本田/安治川山の会*鍛治
あじがわ


高槻
はいじ
 

 

 

 

 

 


▽▽何より快晴がご褒美と言うような天気に見舞われた事が良かった。二年に一度、近畿のみならず中国や四国の方々との嬉しい再会があり、お互いに無事登り続けていることが励ましとなっている。

▽▽私は退職後の昨年から山に登り始めた新米の山バ〜バです。交流集会の〜山で死なないための安全登山とは〜というタイトルに心惹かれ参加しました。実際に山で起きた事例をあげての山岳医療現場からのお話は緊張感を持って聞きました。また、困難な事の多い山岳医療に携われる先生の姿勢に感銘を受けました。

翌日はゆっくりコースのハイキングに参加しましたが、なかなか変化に富み、晴天に舟上山、紅葉、滝も美しく大満足でした。とても充実した二日間でスタッフの皆様に心から感謝します。参加した感動を力に、今後は山筋体操に真面目に励み、事故なく元気に楽しい山行を続けたいと思います。

▽▽4分科会の「女性が登山を続けていく上でのリスクを考える」に参加し(21名参加)大阪県連として子供の冒険学校に全面的協力・山筋ゴーゴー体操を積極的に取り組みしてる等報告してきました。

翌日のハイキングは「散策コース」に参加。船上山を仰ぎながら草花の名前、松くい虫や、ナラ枯れ問題の説明を聞き、鱒返しの滝に感動、木洩れ日の中、変化に富んだ美しい秋風景を楽しませて貰った。

2日間有難うございました。皆さんに感謝します。

▽▽分科会について

・時間が足りなかった

・段取りが悪かった

・料理の量は各班あれぐらいか、もう少し少なくても良かったかも?

・色々検討不足

  講演会について

・「山岳医療班の現場から事故や遭難を考える」の臼杵先生のお話は三俣山荘診療所の体験からのお話で興味深く良かった。

・「大山の自然と自然保護」は大山の国有種や希小植物のスライドも良かった。

▽▽1日目の基調講演「山岳医療班の現場から事故や遭難を考える」は現場の医師の色々な話が聞けて非常に有意義で良かったです。

分科会の担当した「山のレシピ実践講座」は不慣れな場所で準備が不十分だったので思ったように実践出来ず少し残念な気がします。間口を広げず的を絞って実行する方が分かりやすく良かったように感じました。

2日目の私が参加した「よくばりコース4時間」は船上山を堪能出来るコースで、お天気にも恵まれ楽しく交流山行が出来満足しています。

▽▽初めて参加したのですが、交流出来て良かったです。基調講演で改めて水分補給の大切さを再認識しました。

干し野菜の分科会は判らないうちに終った。時間も足りなかったが質問の時間が有れば良かった。