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3月11、18、25日に17回女性のためのハイキングセミナーが開催されました。
今回はきたろうHC4名、吹田労山1名、くまごろう1名の既存の会からの参加者が目立ちました。
一般参加者は29歳からの幅広い年齢層の参加があり総数10名となりました。

池田女性委員長のあいさつ
最近は『山ガール』という言葉が良く耳にしますが、登山をする女性が増えてきている事を
如実に表している言葉だと思います。山行ファッションを街中で楽しむ山ガールファッションと
言う言葉もあるくらい登山が注目されています。と最近の登山界は明るい事を話されました。
労山の歴史と現状のお話し(担当:川上・内海)
日本勤労者山岳会は全国で約2万人、大阪労山では1700人で2万人を目指しています。
労山の発起人に深田久弥氏もいることと、50年の歴史と労山の役割を説明。
また時代別に登山界の背景と女性登山の目覚めの時代を話し受講生はうなずきながら聴きいていました。

受講生の参加動機の声
・体力をつけたい。トレーニング方法を教えてもらいたい。
・スケッチが趣味で山頂からだとどんな絵が描けるのかなって思って山登りをしたくなりました。
・年齢の事もあり、基礎的な事を学びたい。
・大きなザックを担いで登る人を見て大きな山ってどん     なんだろうと思うようになりました。
・一人だと危ないので労山の会に入会しましたが、もっと学習したいと思いました。
と女性だけのセミナーは本音が話せ和やかな雰囲気の自己紹介でした。




装備担当(担当:高田美・本田)
便利なものは何でも利用して・・・@保冷バックを利用して雪上での休憩もお尻は冷たくありません。
A急な雨の時素早くレインコートを履く為にスーパーのビニール袋を1枚持って。
トレーニング(担当:川上・高田秀)
山は平衡バランス感覚が大切。平衡感覚をみんなでやってみましょう!といきなり片目を瞑って実践。
登っていて「ハー、ハー、ドキドキ」するようでしたら心肺機能を高める事と自分の体を知っておくとが大切です。
食糧(担当:池田・入江)食糧と一言で言っても普通食、行動食、非常食と大まかに分けて
三種類有る事を説明し非常食の大切さを伝える。
水分も一度に取るのでは無く、こまめに取ることの必要性を伝える。
地図(担当:近藤・久山) 
近年すっかりおなじみの段ボールを等高線状にカットした荒地山の模型で地図、山の概念を学びました。



救急法(担当:近藤・内海)三角巾・ストッキングなどを用いて山の怪我の手当ても家でも使える事を学び合いました。
山の歩き方(担当:森山)
家を出る前に山行計画書の必要性。計画書の提出が無いともしもの遭難、
救出は難しいとこもある事を理解してもらう。足場の不安定なところでは
目線・足裏感覚に意識を集中させつことなど説明。
天気図(担当:篠原・宮本)
低気圧・高気圧・前線・上昇気流など聞きなれた言葉ですが
実際に高層天気図を見ると寒波がやって来るかどうか読めるようになります。
また、望観天気を知ることも山には必要な事です。

その他
4月3日近畿ブロック搬出訓練の様子
搬出訓練は、受講者自身が積極的に参加されて、身につけようとしてました。





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